新規やはじめて自動車保険の任意保険を契約する場合には、選び方のポイントがあります。
自動車保険(任意保険)を新規契約する時の選び方のポイントは、
「1.補償内容と条件を決める」「2.無料の一括見積もりで複数の保険会社の保険料と保険内容の情報を手に入れる」「3.各保険会社の保険料と保険内容やロードサービスの内容などから保険会社を決める」
という3つの流れによって決めていきます。
各保険会社の保険料がいくらになるのかは無料で使える自動車保険の一括見積りサービスを使うことで簡単にわかります。
このサービスを使うとメジャーな20社の保険会社に対して自分の条件で一括無料見積りができるので契約できる保険会社からは保険料が見積りという形で添付されて返ってきますのでそれで判断します。
目次
自動車保険の任意保険を選ぶ時の手順と方法
自動車保険を新規に契約したり、初めて契約する場合は下記の手順で選ぶことで必要な補償内容を充実させつつ保険料を最大限節約することができます。
- 補償内容と条件を決める
- 無料の一括見積もりで複数の保険会社の保険料と保険内容の情報を手に入れる
- 各保険会社の保険料と保険内容やロードサービスの内容などから保険会社を決める
新規ではなく、すでに自動車保険(任意保険)を契約している場合も選び方は同じです。
この手順で保険を選ぶことで保険料を大幅に下げて平均で3万円以上節約できている実績があります。継続の場合は等級を引き継いで、補償内容も条件もそのままで保険料の安い保険会社に乗り換えることができます。
自動車保険の任意保険の補償内容と条件を決める
自動車保険を新規に契約したり、初めて契約する場合は補償内容と条件を決める必要があります。新規に契約する場合でも補償内容に不足なく、保険料が高くならない補償内容と条件は下記になります。
- 対人賠償保険: 無制限
- 対物賠償保険: 無制限
- 搭乗者傷害保険: なし。または1,000万円
- 無保険車傷害保険: 2億円または無制限(自動付帯)
- 自損事故保険: 1,500万円
- 人身傷害補償保険: 無制限
- 車両保険: なし。または一般車両保険200万円
基本的に、対人賠償保険と対物賠償保険を無制限にしておけば大きな失敗をすることはありません。事故の時に一番重要な補償だからです。
対人賠償保険と対物賠償保険とは
対人賠償保険と対物賠償保険は無制限にするのが一般的です。
対物賠償保険と対物賠償保険は任意保険で一番重要となる項目です。
対物賠償保険は1000万円や5000万円が選択できますが、補償金額を限定させても保険料はほとんどかわらないので無制限がおすすめです。
無保険車傷害保険とは
「無保険車傷害保険」とは事故の相手方が任意保険に未加入(無保険)だった場合に自分が契約している保険会社から保険金が支払われる仕組みです。任意保険に未加入(無保険)の車は全体の15%ほどいます。そのため事故の相手が無保険であることもよくあります。
「無保険車傷害保険」に対応している保険会社と補償金額のまとめは下記になります。
どの保険会社も任意保険に加入すると自動付帯(自動的に付属)されるようになっています。
保険会社 | 補償金額(限度額) | 付帯条件 |
---|---|---|
ソニー損保 | 無制限 | 自動付帯 |
損保ジャパン | 無制限 | 自動付帯 |
セゾン自動車 | 無制限 | 自動付帯 |
東京海上日動 | 2億円 | 自動付帯 |
三井住友海上 | 2億円 | 自動付帯 |
イーデザイン損保 | 2億円 | 自動付帯 |
SBI損保 | 2億円 | 自動付帯 |
アクサダイレクト | 2億円 | 自動付帯 |
チューリッヒ | 2億円 | 自動付帯 |
共栄火災 | 2億円 | 自動付帯 |
自損事故保険とは
自損事故保険は、単独事故の自損事故の場合であっても補償を受けることができますが、車対車の相手がいる事故であっても使うことができます。例えば、信号待ちなどの停車中に追突されたり、センターラインをオーバーして衝突した場合などです。
自分の過失割合が100%の場合は相手の保険会社から保険金を受けることができませんが、自損事故保険をつけていると最低限の補償が自分の保険会社から受けることができます。
自損事故保険の補償金額の詳細
- 死亡時: 1500万円
- 後遺障害保険金: 50万円~2000万円
- 介護費用保険金: 200万円~350万円
- 医療保険金: 入院1日6000円 通院1日4000円
人身傷害補償保険とは
人身傷害補償保険は自動車の事故によって自分の車(保険を契約している車)に乗っている同乗者が死傷した場合や歩行中に事故が起きた時に補償してくれる保険です。単独事故や当て逃げの場合も補償されます。
自分の過失割合に関係なく、治療費や事故で会社で休んだ期間の給料を補償してくれる休業補償が受けられます。また、自分が過失割合100%の事故を起こした場合は、自賠責保険からも任意保険からも保険金を受けられませんが、人身傷害補償保険に入っていると補償が受けられます。
搭乗者傷害保険とは
搭乗者賠償保険は、人身傷害補償保険とよく似ていますが、補償範囲が人身傷害補償保険よりも広く搭乗者に加えてドライバーも補償範囲となります。ただし、契約者以外の車に乗っている場合や歩行中の事故は保証対象外です。
人身傷害補償保険をつけている場合は搭乗者賠償保険がなくても問題ないので人身傷害補償保険をつける場合は搭乗者賠償保険は「なし」で問題ありません。
車両保険とは
車両保険があると車が事故にあったときや自損事故の場合、当て逃げされた時であっても修理代が支払われます。しかし、車両保険をつけると保険料が高くなります。
下記の5つの場合であれば車両保険に加入しておいた方がいいです。
- 車の市場価値が高いクルマの場合
- 新車の場合
- 中古車の購入金額が100万円を超えている場合
- 車両価格の3割以上のローンが残っている場合
- 車が無いと生活できないようか環境にある場合
新車で購入したばっかりだったり、新車で購入してまだ数年しか立っていなかったりgooネットやカーセンサーなどの市場の販売価格が下がっていなかれば市場価値が高いクルマと判断できます。そのような場合は車両保険はつけておいたほうがいいでしょう。
【保存版】車両保険は必要?不要?必要性と中古車や新車、軽自動車の場合など詳しく解説!
無料の一括見積もりで複数の保険会社の見積もり内容から比較する
補償内容が決まったら、任意保険をかけたい車の車検証と免許証を用意して、無料のインターネットの自動車保険の一括見積もりサイトを使って見積もりをしてみましょう。
自動車保険である任意保険や車両保険は納車前でも自分や家族の名義になった新しい車検証があれば納車前でも自動車保険に加入することができます。
もし車が納車前で車検証が手元にない場合は、ディーラーや販売店に車検証ができた時点で車検証をFAXやメールなどで送ってもらいましょう。
納車前に自動車保険に加入する全体の流れ
- 自動車保険をかける人の名義に変更された車検証を送ってもらう
- 自動車保険会社や無料の自動車保険の一括見積もり(おすすめ)を使って自動車保険に加入する
- 自動車やバイクが納車されるのを待つ
納車前に自動車保険に加入するのに必要な書類は「車検証」
納車前に自動車保険に加入するには下記の書類が必要です。
- 自動車保険をかける人の名義に変更された車検証(コピーやFAXの車検証で可)
自動車保険に納車前に事前に加入するには自動車保険をかける人の名義になった車検証があれば加入することができます。
これは普通車、軽自動車、バイクのどれも同じです。ようは、その自動車やバイクの車検証に記載されている車体番号があれば加入できるというわけです。
新しい車やバイクの自動車保険は複数の保険会社を比較して納得行く保険会社で加入する
自動車保険に新規に加入する場合でダイレクト型(通販型)の自動車保険を利用する場合は、保険開始日の90日前(3ヶ月前)から見積もりをすることができます。
自動車保険には代理店型とダイレクト型(通販型)の2つがありますが、ダイレクト(通販型)の方が保険会社が代理店に払う手数料がないので保険料が約2割〜4割程度安くなります。
【保存版】自動車保険の代理店と保険会社の関係と違いまとめ!保険料を安くする方法
ディーラーの自動車保険が高い理由と保険料を安くできる1つの方法
また、自動車保険会社は複数あり、同じ条件や補償内容でも保険料が大幅に変わります。自動車保険の保険料を安くするのはダイレクト型自動車保険に対応している保険会社に対して一括で見積もりをして比較することです。
保険会社によって、ロードサービスの内容や最初から付帯される特約や保険に違いがあったりするので比較すると違いよくわかります。
無料で使える任意保険の無料一括見積もりサイトを利用していて同じ条件で一番安い保険会社を選ぶことで約3割〜5割任意保険の保険料を安くすることができます。
ダイレクト型(通販型)の自動車保険を取り扱っているのは数社あり同じ条件であってもそれぞれの会社で保険料が変わります。そのため複数の保険会社の保険料を比較せずに1社だけを選んで契約すると高額な保険料を払っていることが多々あります。
最近は無料で複数の保険会社に対して任意保険の保険料を一括で見積もれるサービスが大人気で多く方が自動車保険に申し込むときには利用しています。
利用料は完全無料で約5分で各保険会社から見積もり結果が出てくるので絶対に利用したほうがいいです。