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自宅や車庫や壁や駐車場を壊してしまった場合に補償される保険と特約

結論から先に書くと、一戸建ての自宅や持ち家の場合は「自宅・車庫等修理費用補償特約」によって補償されす。ただし補償範囲は自宅や車庫に限定されているので、自分の車の修理費用は車両保険での補償となります。

また、マンションやアパートの場合は「対物賠償保険」で補償されます

自宅やマンション(アパート)や車庫、駐車場、月極駐車場を車の車庫入れなどで自宅や壁、駐車場、ガレージなどを壊してしまった場合は、自動車保険で補償されて保険金が支払われるのかが気になるかと思います。

また補償額は1回の事故で20万円〜50万円となっており保険会社によって異なります。

自宅やマンション・アパートの駐車場での事故での補償
  • 一戸建ての自宅の場合: 「自宅・車庫等修理費用補償特約」で補償
  • マンションやアパートの場合: 「対物賠償保険」で補償

「対物賠償保険」は他人の物や車を壊した場合に補償される保険なので、一戸建ての自宅の場合は、保証対象外となります。またマンションやアパートの場合は駐車場は共有物と考えられるため「自宅・車庫等修理費用補償特約」では補償されず「対物賠償保険」が適用されます。

現在、「自宅・車庫等修理費用補償特約」を扱っている保険会社はSBI証券と、富士火災、AIU保険の3社だけです。

自宅の車庫や駐車場・壁や家の一部を壊してしまった場合の補償と保険

基本的に、自宅やマンション(アパート)や車庫、駐車場、月極駐車場などを車庫入れの失敗、不注意やミスで壊してしまった場合は「自宅・車庫等修理費用補償特約」と「対物賠償保険」の2つの補償(保険)から状況に応じて選んで使うことができます。

対象物によって変わる使える補償や特約
  • 「自宅・車庫等修理費用補償特約」: 自宅の駐車場や車庫を壊した場合に補償される特約
  • 「対物賠償保険」: マンション(アパート)や車庫などの他人と共有している共有部分を壊した場合に適用される保険
補償や特約専有部分共有部分
自宅・車庫等修理費用補償特約適用される適用外
対物賠償保険適用外適用される

月極駐車場は壊した物によって自宅・車庫等修理費用補償特約の対象か対物賠償保険かが決まります。

対物賠償保険は必ず加入している

対物賠償保険は、任意保険を契約すると必ず加入しています。

しかし補償額の上限が決められて、1000万円や3000万円、無制限などから選択できます。上限の補償額が不明な場合は契約している保険証券を確認すると記載されています。

壊した物や駐車場、車庫の資産が専有か共有かで使える補償と特約が決まる

2つの補償(保険)から状況に応じて選んで使うことができますが、基準は壊した物や駐車場、車庫や家などの資産は専有なのか共有なのかが重要となります。

自宅の駐車場や家、設備を壊した場合の補償

専有部分は、持ち家などでその駐車場や駐車場の壁や設備、家が自分やその家族の資産であるものを示します。例えば持ち家の駐車場や家では専有部分となり、「自宅・車庫等修理費用補償特約」の対象となります。

他人の資産を壊した事故ではないため、対物賠償保険の対象にはなりません。

マンションやアパートやその設備などを壊した場合の補償

アパートやマンションの駐車場自体やその設備(壁や駐車場のシャッターやフェンスなど)は他の住んでいる人も利用する物のため、他人の資産を壊した事故となり、対物賠償保険の対象となります。

月極駐車場やその設備を壊した場合の補償

月極駐車場は、共有部分と専有部分の2つがある駐車場です。

そのため、壊した物によって自宅・車庫等修理費用補償特約の対象の事故なのか対物賠償保険の対象の事故なのかが決まります。

月極駐車場での事故での補償
  • 壊した月極駐車場の部分が共有部分: 「対物賠償保険」で補償される
  • 壊した月極駐車場の部分が専有部分「自宅・車庫等修理費用補償特約」で補償される

自宅・車庫等修理費用補償特約は車の修理代は保証対象外

「自宅・車庫等修理費用補償特約」の補償を使うと自宅の駐車場や壁、家自体の修理費用は保険から補償されます。しかし、自動車やバイクの破損は「自宅・車庫等修理費用補償特約」では補償されません。

車両保険を使って自動車やバイクの破損を修理することになり3等級ダウンします。また、車庫入れ時の事故は自損事故となるめ、車両保険の「一般型」プランでないと補償適用外となります。

「エコノミープラン」の場合は補償対象外なので実費負担での修理となります。

自動車保険の車両保険には「一般型」と「エコノミー型」の2つのプランがありますが自損事故が補償されるのは「一般型」だけです。間違えないで「エコノミー型」を選ばないように注意しましょう。

事故や災害の種類一般エコノミー
(車対車+A)
エコノミー
(車対車)
他車との事故対応対応対応
自然災害(洪水・台風など)対応対応非対応
火災・爆発対応対応非対応
イタズラ・盗難対応対応非対応
落下物・飛来物対応対応非対応
動物との衝突事故・接触事故対応非対応非対応
車上荒らし対応対応対応
自損事故対応非対応非対応
当て逃げ(相手車不明)対応非対応非対応
自然災害(地震・噴火・津波)非対応非対応非対応

車両保険は自損事故でも補償される?車両保険を安くする方法裏技

「自宅・車庫等修理費用補償特約」の保険料の詳細

「自宅・車庫等修理費用補償特約」はオプション扱いなので付加したい場合のみオプションとして付加します。そのため、「自宅・車庫等修理費用補償特約」には別途保険料が必要となります。

この「自宅・車庫等修理費用補償特約」の保険料は一律ではなく等級によって保険料が変わる仕組みになっています。ただし、どの等級であっても保険料が安いので車庫入れが心配な場合はつけておいて損はありません

等級ごとの「自宅・車庫等修理費用補償特約」の保険料
  • 6等級の場合: 800円〜900円(年間)
  • 8等級の場合: 700円〜750円(年間)
  • 20等級の場合: 400円〜450円(年間)

自動車保険に新規加入すると6等級スタートなので、6等級の場合でも年間800円〜900円の保険料となりとても安い保険料となっています。しかし、補償額は全額補償されるわけではないので注意が必要です。

「自宅・車庫等修理費用補償特約」の補償額と保険会社

「自宅・車庫等修理費用補償特約」の補償額は全額補償ではなく、補償金額の上限や使用可能階数が保険会社によってそれぞれ決められています。また、「自宅・車庫等修理費用補償特約」に対応している保険会社と対応していない保険会社があり対応している保険会社は下記のとおりです。

例えばSBI損保の場合は、1回の事故で30万円を上限の補償額とし1年間で1度しか利用できません。

(ソース: SBI損保 自宅・車庫等修理費用補償特約

「自宅・車庫等修理費用補償特約」を取り扱っている契約できる保険会社一覧

現在、「自宅・車庫等修理費用補償特約」を扱っている保険会社はSBI証券と、富士火災、AIU保険の3社だけです。

保険会社補償額と補償上限回数
SBI損保
  • 1回の事故での補償額の上限は30万円
  • 使用可能回数は保険契約期間で1回だけ
富士火災海上保険
  • 1回の事故での補償額の上限は20万円
  • 使用可能回数制限はなし。年間で50万円が補償額の上限
AIU損害保険
  • 1回の事故での補償額の上限は50万円
  • 使用可能回数は保険契約期間で1回だけ

 

任意保険・車両保険の保険料を安くする7つの方法

自動車保険・任意保険の保険料を安くする簡単な方法

自動車保険には、多くの保険会社がありますが保険会社によって保険料が違うのは保険会社によって同じ保険の条件や補償内容であっても保険会社によって等級や年齢や、仕様用途や車種に対するリスクの考え方が異なるためです。

複数の保険会社に見積りをとった結果から安い保険料の保険会社を選択することで大幅に保険料を安くできます。自動車保険の一括サービスは完全無料なので簡単に安い保険料の保険会社を探すことができます。

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